雲南省  大自然と少数民族の旅

主な訪問先

企画書は  こちら

石林風景名勝区

 

昆明から南東へ78kmにある大景勝地。古生代後期の近く変動により海が隆起し,その後風雨による浸食等によって削られたために生じた奇観です。園内ではカートによって移動 します。

 

大理

 

大理ペー族自治州の中心都市で,ペー族の伝統文化が色濃く残っています。ペー族は白色を最も美しい色としているため,衣服も白色をベースとしています。大理石の産地でもあり、昔ながらの白族の住居には、贅沢に大理石が使用されています。大理のシンボルである崇聖寺三塔寺,山紫水明の大理生態廊道にて湖の観光,大理古城南門・白族の町喜州の散策などへご案内します。

麗江

 

麗江古城はかつて少数民族ナシ族の王都であり、現在でもナシ族の人々が多く居住しています。またナシ族のほかにリス族プミ族ペー族イ族が居住し,漢族より少数民族人口の多い地域となっています。ナシ族は象形文字トンパを使う独特の文化と宗教をもって います。麗江は1997年に世界遺産に登録されました。風情ある麗江をゆっくりお楽しみ下さい。

玉龍雪山

 

玉龍雪山は標高5596mの扇子陡を中心とした山塊で,ナシ族の聖山と仰がれています。ロープウェーで標高4506mの氷川公園に行き,さらに遊歩道(階段)で4680mの展望台に登ると氷河を間近に見ることができます。酸素缶を予め購入します。夏でも防風・防寒衣が必要。写真は展望台。 なお,中国の遊歩道は立派な木道で,どこも設備が整っています。

 

 

野外ページェント「印象・麗江」

 

「ここは不思議な土地、天を呼べば、天は答え、地を呼べば、地は答える。ナシの人々はみんな天の息子で、互いに兄弟。われわれは99の山を乗り越えても疲れを知らない人々の子孫、大きな川の水を飲みきっても飽きない人々の子孫・・・・・・」 衝撃を与える歌声と太鼓の音で、麗江ナシ族の素朴な風情を感じることができます。玉龍雪山のふもと甘海子で行われる野外ページェント。10の少数民族500名 が出演します。英語字幕つき。

虎跳渓

 

「虎が跳んだ」と言われるほど狭く切り立った渓谷。麗江市の玉龍ナシ族自治区と、デチェン・チベット族自治州のシャングリラ市(旧称・中甸県)の間。世界でも有数の深い峡谷となっている。左岸(西側)には哈巴雪山が、右岸(東側)には玉龍雪山があり、谷底から山頂までの高低差は3790mに達する。

松賛林寺

 

松賛林寺はシャングリラにあるゲルク派の寺院。 1680年のダライ・ラマ5世二より創建。現在、500人程度の僧侶がいる。ラサのポタラ宮そっくりの建物。遠景が素晴らしい。

普達錯国家公園

 

シャングリラから東に22km離れた,中国で最初の国立公園。   園内に鏡のような高山湖沼、草を生い茂った牧場、花の咲き乱れた湿地、鳥や獣が常に出没する原始林などがあり、高原明珠の美称を持つ碧塔海と碩都湖は美しい淡水湖です。

梅里雪山

 

チベット族の聖山で未踏の山。1991年1月の日中共同登山隊が遭難し,遺体と遺品を探し求める小林尚礼市の著書「梅里雪山」が有名。早朝には山頂を真っ赤に染めるモルゲン・ロートと明永氷河を見ることができます。チベット族は五体投地でこの山を何日もかけて一周し,巡礼します。

 

 

金沙江大彎曲

 

青蔵高原から流れる金沙江は、雲南省徳欽県と四川省得栄県の県境を流れ、険しい山と峰の間に美しいカーブを描きます。空から眺めると大自然の力に驚かされます。

ナパ海

 

ナパ海はシャングリラの北西8kmにある。三方を山で囲まれた豊かな草原。春から夏にかけて雨量が増えると湿原になります。一面緑に覆われるこの時期には多くのチベット族が放牧に訪れ,シャングリラ最大の牧草地にな ります。夏には観光客も多く,乗馬を楽しむ人もいます。

濾沽湖

 

瀘沽湖は麗江市の北へ270q離れており、雲南省と四川省の省境をまたいでいます。断層の地殻活動に伴う地表陥没で形成された高山湖です。海抜2690mの高山地帯に50㎢に及ぶ湖面には5つの島と3つの半島が浮かび、平均水深は45m、最大水深は93mとなっています。瀘沽湖の水は青く 透き通り、10mほど先まではっきり見ることができる透明度を誇っています。

モソ族の祭り「転山節」

 

モソ族は母系社会であり,いわゆる妻問い婚が行われています。旧暦7月25日には転山節というお祭りが行なわれます。今回はこれに合わせてスケジュールを組みました。

チベット仏教以前からの祭りですが、今はラマ僧がお経を読んで五穀豊穣や平安を山の神に祈るという神仏習合のような形で残る古いお祭りです。神妙な祈りの後は、踊りや歌垣、男女の契りの場となるそうです。歌垣というのは男女の掛け合い歌です。